LiveInPeace’s diary ~50代前半からのセミリタイア日記~

2023/4から始めるセミリタイア生活をリポートします。

国民健康保険 vs 健康保険任意継続

 今朝は今年に入って初めての雨。週末の午前中はジョギングをするのが習慣で、みなとみらい、江ノ島、鎌倉などの週末らしい場所まで走って、ストゼロを1本飲んで電車で帰ってくるというのが常なのですが、8時から雨予報だったので、今日は近所の周回コースで我慢しました。トレーニングの負荷とか量としては問題ないのですが、イマイチ週末らしい気分になれていません。そういうこともあって、朝から仕事したり、4月以降に向けた準備をしたりしています。

 

 さて、4月からは個人事業主になる予定なのですが、その際には、現在加入している健康保険を任意継続するか、国民健康保険に新たに加入するかを選択しなければなりません。今日のジョギングの時間を使って調べてみました。

※健康保険任意継続制度とは、退職する際に必要な手続きを行えば退職後2年を上限として会社の健康保険に引き続き加入できるという制度です。ただし、会社に勤めている間は会社との折半で保険料を支払っているのですが、任意継続になると全額自己負担になります。

 なお、この調査結果は、私が現在加入している健康保険と、私が住んでいる自治体の国民健康保険についての調査結果なので、すべての方に当てはまるものではないという点をご承知おきください。

 

 幸いなことに、現職の健保、居住地の自治体の双方で保険料シミュレーションがWeb上でできました。前年の収入金額や扶養の状況などが必要なのですが、まず国民健康保険を選択する場合は、医療分、介護分などすべてが賦課限度額に達していて、限度額での負担になるという結果となりました。一方で、健康保険任意継続を選択する場合、全額自己負担ということで、予想通り、現在の健康保険料・介護保険料の負担額のおおむね2倍(正確には2倍を若干超えていた)という結果となりました。両方の金額を比べると、、、

 

国民健康保険での負担額 < 健康保険任意継続での負担額

 

となり、それも年間数十万円という圧倒的な差で国民健康保険が有利でした(あくまで私の場合ですが)。国保って高いんだろうなと漠然と思っていたので私の予想と違う結果となりましたが、退職する際に会社に再度説明を聞いた上で、きっと国民健康保険を選択することになると思います。

 また、ちょっと気になった点としては、国民健康保険の保険料は前年の収入金額で決まるので、来年はもっと安くなると思うのですが、健康保険任意継続の場合、退職後の収入が例え減ったとしても2年間は同じ負担額となるようです。退職後初年度の負担額だけでなく2年分トータルで考える必要がありますね。

 

 

経費削減と収入の複線化

 現職はこの3月までですので、今から経費削減と、(収入増ではなくて)収入の複線化に取り組んでいきたいと考えています。

 経費削減については、おなか空いてるのに食べないとか、そんな無理をすることは全く考えていません。ただ、これまでは(3月までですが)会社員として十分な収入を得ていたので、いろんなところに不要な出費があるのだと想定してます。例えば、携帯の料金だったり、クレジットカードの年会費だったり、少ない出費もしくは無料でも同等のサービスを受けられるのに、わざわざお金を払っているとか、そういう実生活に影響がないところを削減していきたいと考えています。今のところ、クレジットカード、携帯電話、光回線、車、保険、・・・などを、問題のない範囲で順次変更していきたいと考えています。あ、日経新聞の購読は、今の会社の仕事から離れると必要性が薄くなり、次の仕事とも関連ないので、昨日ヤメました。今の時代、ネットでいくらでもニュース読めますし、これだけで年間5万円くらい(日経電子版4,277円/月×12か月=51,324円/年)の経費削減になります。

 収入の複線化については、これまで会社の給与に頼り切っていたばかりに、いざ会社を辞めるということになると慌てざるを得ないという状況に陥っている、という反省があります。4月からは新しい仕事に就く予定ですが、それだけではなく、株式投資とか、ネットビジネスとか、可能性を拡げて複数の収入源を持ちたいと目論んでいます。もちろん、このブログもその挑戦の一つで、将来的には収益化できればなぁと思っています。会社なんかの他者に頼ることなく、自分の腕と才覚で稼いでいけるスタイルをとにかく早く身に着けられるようにチャレンジしてきます。失敗することもあると思いますが、それができれば人生安泰かとも思いますので。

 それとタイトルにはないですが、やはり健康には気を付けます。もともとジョギング/マラソンが趣味で、だいたい毎日早朝に、月に250kmくらいは走っていて、普通の人よりは健康な方だとは思っているのですが、食事に気を付けるとか、ストレッチをするとか、体幹レーニングも週に2回くらいはするとか、これまで以上に意識してやりたいと思います。

 この経費削減、収入の複線化、健康への取り組みについては、具体的になってきた段階でまた詳細にお伝えできればと思います。

後悔

 現職を辞めたことに後悔はありません。後悔しているのは辞めたことではなく、ちょっと逆説的ですが順調にプロモーションし続けたことです。もし、プロモーションしていなければ辞めることもなかったかも、、、と思ったりもします。

 日本の企業(先進的な大手を除く)では、Job型の職務定義書なんかは実際はまだ普及していないので、一般的には職位によって役割・責任(いわゆるR&R)が定義されていることが多いと思います。例えば、

 担当クラス・・・調査、資料作成

 係長クラス・・・プロジェクトリード、顧客対応

 課長クラス・・・プロジェクトマネジメント(複数)、営業、トラブル対応

 部長クラス・・・営業、トラブル対応、組織(部)マネジメント、人材育成

 本部長クラス・・組織マネジメント(本部)、経営戦略

という具合に、クラスによって求められるR&Rが異なる訳です。

 これって、クラスによって結構内容が異なるので、そのクラスでよいパフォーマンスを発揮していたとしても、プロモーションして一つ上のクラスで活躍できるかというと必ずしもそうではありません。営業できない人は課長クラスにプロモーションしたら仕事できない烙印を押されますし、経営戦略を語れない人が本部長にプロモーションしたら同様な訳です。つまり、直前のクラスまではとても有能だった人がプロモーションした途端に無能な人になりうるということです。

 自分の壁がどこにあるのかって自分ではわかりづらいですし、上長の評価があってプロモーションする訳で、運任せというか、自分でコントロールすることは難しいですよね。私の場合も壁にぶち当たって、さらに上長とトコトン考え方が合わなかった、というのが退職理由の一つです。で、冒頭に戻りますが、プロモーションを断固拒否して、一つ前のクラスにとどまっていれば、仕事のできる人としてある程度の裁量をもって業務を行うことができて、お客様にも感謝されて、幸せな会社生活を送れていたのではないかと思い返したりします。

 周りにはプロモーションを断った方も、多くはないですが過去に何人かいらっしゃったことを知っているのですが、私にはそれができませんでした。分不相応なところまでいってしまった、、、そこまでの想像力や思考力が私にはなかった、、、結局は自分の能力不足なんですけど、そういったことを後悔したりしています。サラリーマンって案外難しい。

はじまり

 昨日、会社と家族に現職退職の意向を伝え、了承いただきました。3年くらい前から現職の仕事内容に違和感を覚え始め、だましだましやってきたのですが、今年度に入ってからその違和感がコントロールできないほど大きくなり、ついに我慢の限界を超えました。

 幸いなことに、死ぬまで生きていけるというほどではないですが蓄えはあり、当面は大丈夫かなと思っていますが、かと言ってそれほど十分でもないので、マイペースでできる仕事に転職してゆるゆると働きながら、これからセミリタイア生活を構築していきたいと思います。

 ただ、当たり前ですがすべてが初めての経験で、手探りで前に進んでいくしかない状況で、これからのことが楽しみでもあり不安でもあります。やることはたくさん、現職の引継ぎ、家計の見直し、新しい仕事へのチャレンジなどなど。

 このブログではこのようなチャレンジ、苦労、不安、成功、失敗などを不定期で発信していきたいと思います。たまにはそこを離れて趣味的な投稿もするかもです。

 さて、この先どうなるか?私自身もあまり想像ついていませんが、よろしくお願い致します。